【旅行記】2泊3日屋久島旅行のススメ

 

先週末は台風の近づく中、屋久島旅行に行ってきました。

 

行く前は飛行機が着陸できるのかも危惧されていたものの、全行程を無事に満喫することができたので、屋久島旅行の際に行くべきおすすめスポットなどをまとめて参ります!

 

 

屋久島への行き方は?

ãé£è¡æ© ããªã¼ç»åãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

屋久島への行き方は基本的に2通りがあります。

 

一般的な方法は、鹿児島から高速船に乗って行くという方法。

そして、もうひとつは屋久島までの直行便で飛行機で行くという方法です。

 

ですが、屋久島までの直行便は大阪と福岡空港からしか飛んでいません...

というのも、屋久島の飛行場の滑走路が短いため、プロペラ機でしか着陸ができないのですが、東京からだと燃料が足りずプロペラ機が飛べないからなんだそうです。

 

将来的には飛行場を拡張する予定もあるようですが、現状では、東京から行く方は一度鹿児島に降り立ちましょう。

 

今回僕は伊丹空港からの直行便で行っちゃいました。

プロペラ機で座席数が少ないため、早めの予約がおすすめです。

JALしか飛んでいないので、往復で5万円とややお高めの値段設定..

 

基本的には鹿児島経由で行く方が1〜2万円は安く行けそうですね。

 

www.no-tice.me

 

屋久島の滞在エリアは?

ãå±ä¹å³¶ãããªã¼ç»åãå°å³ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

出典:t-marche.com

今回の旅行ではこちらの地図を参考にさせていただきました。

各所の交通がわかりやすくて便利な地図です。

 

屋久島での滞在場所は北のほうにある、宮之浦か、

東の方にある安房が基本となります。

 

どちらからでも縄文杉登山には行きやすい場所にあるのですが、今回僕たちは安房に泊まってみました。

栄えているとは言い難い街ではありますが、おしゃれで美味しい居酒屋さんがたくさんあってとてもよいエリアです。

 

ちなみに宮之浦にも行ってみたのですが、屋久島観光センターなどもあり、宮之浦の方がやや栄えているなという印象です。

 

エリア自体は宿泊する宿ベースで決めてしまっていいんじゃないかと思います。

 

屋久島の宿泊は?

屋久島をうろうろしているとわかりますが、相当な数の宿が島内に点在しております。

よく見かけたのはいわゆる民宿のようなところが多かったのですが、今回僕たちが泊まったのはゲル。

 

ゲル?

 

ãã²ã«ãããªã¼ç»åãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

 

あのゲルです。

モンゴルにあるやつです。

 

今回もこちらのブッキングドットコムでとりあえず屋久島の宿を調べていたところ、特にここに泊まりたいといった目ぼしい宿もないのかなあと思っていたら、目に飛び込んできたのがゲルでした。

 

www.booking.com

 

しかも大ちゃんハウスというなかなかパンチの効いた名前。

そして、一泊一人¥3,000という驚きの安さ。

 

飛行機代ですでに5万円だし、他の宿を見ていると割と高いところが多い印象だったので、この安さにとても惹かれてしまいそのまま予約してみました。

 

大ã¡ãããã¦ã¹ã«ããäºæ®µããã

案外中はしっかりとした作りでとても居心地は良かったので、気心知れた4人組とかで泊まるのであればとてもお勧めできます。

 

ただ、ゲル特有の難点なのか、テントということもあり、雨が降ってくると天井に当たる雨音が割とうるさかったりします。

しかも、一年のうち80%は雨が降ると言われている屋久島ですから中々致命的な欠点なのではないかとも思えます..

 

今回は台風が来ていたということもあり、テントごと風で飛ばされるんじゃないかというくらいうるさかったです笑

 

あと、オーナーの大ちゃんはかなりクセが強いですがいい人です!

 

www.no-tice.me

 

過酷な縄文杉ツアー

ãå±ä¹å³¶ãããªã¼ç»åãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

いよいよメインである縄文杉ツアーについて。

 

旅行ぎりぎりまでツアーにするか自力で行くのかを迷っていましたが、登山グッズを自分で手配するのも面倒になり、ツアーを申し込んでみました。

 

今回はじゃらんからのお申込みで、直前割引もありこちらのツアーを1万円で申し込むことができました。

www.jalan.net

 

yamakaraさんというツアー会社さんなのですが、元々は登山グッズレンタルの会社さんということで、トレッキングシューズ、レインウェア、ザック、ヘッドランプまで全部無料で借りることができちゃいます。

 

ツアーガイドさんもしっかりとご案内してくださり、とても満足度の高いツアーとなりました。

 

ですが、登山の過酷さは別問題です笑

 

今回の旅行は、元々リサーチ不足のまま屋久島行きの航空券だけを手配していたのですが、この縄文杉ツアー、調べれば調べるほどつらそう..

 

というのも、

・往復10時間の登山

・ほとんどの確率で雨が降る

・朝4時起き

・ヒルにご注意

などなど、どうにもつらそうな条件が立ち並んでいるのです。

 

特にヒルにご注意なんかは、気をつけようもないでしょうと、とりあえず帽子を買って対策をするくらい。

 

ですが、普段の運動不足でなまった体を鞭打った甲斐もあり、素晴らしい自然を堪能することができました!

 

f:id:ats-saka:20190915202055j:image

こちらは道中の写真ですが、誰が撮ってもネットで見かけるような、もののけ姫の世界っぽい写真を撮ることができます。

 

至る所に水が湧いていて、目に焼きつくような鮮やかな緑が生い茂っている中に、堂々と佇む屋久杉たちはまさに一見の価値ありです。

 

ちなみに屋久杉というのは樹齢100年以上のものだけが名乗れる名前なので、屋久島にある杉が全部屋久杉なわけではないとのことです。

 

縄文杉ツアーの見所

f:id:ats-saka:20190915202119j:image

まずはこちらのトロッコ道。

最初の2時間半くらいはひたすらこのトロッコ道を歩き続けます。

8kmほど。

 

最初は大自然の中のトロッコ道ウォーキングに心躍るものの、2時間半歩き続けると中々しんどいです笑

 

f:id:ats-saka:20190915202139j:image

川の流れは中々激しいです。

手すりのない橋などもあるので落ちたらひとたまりもありません..

 

f:id:ats-saka:20190915202200j:image

森の中にはバンビも現れます。

 

f:id:ats-saka:20190915202216j:image

有名なウィルソン株。

綺麗なハート型に見えるには決められた角度から取らないといけません。

ハートから射しこむ木漏れ日がとても綺麗で神秘的な場所でした。

 

f:id:ats-saka:20190915202233j:image

大王杉。

まさに屋久杉というような相当な高さのある杉です。

ここにくる頃にはもう体力はほぼ限界まで来ていますが、見所も増えてくるので気持ちは高まります。

 

f:id:ats-saka:20190915202255j:image

そして、たどり着くのが縄文杉。

これを見たときの達成感は本当に素晴らしいものがあり、山登りにはまる人の気持ちもわかる気がします。

ずっと降っていた雨も上がり、晴れ間が見えて更に神秘的な空間となっていました。

高さはあまりないものの、幹の太さは相撲の土俵一個ぶん程度。

樹齢8,000年の歴史、力強さを感じられます。

 

平内海中温泉

f:id:ats-saka:20190915202314j:image

こちらは海が引き潮の時にだけ入れるという海中温泉。

1日に2回だけの引き潮時に訪れた、はずだったのですが、こちらも台風の影響で海が大荒れしており、どこに温泉があるのかわからない状況...

 

とりあえず入浴してみましたが、裸で海に入っているだけでした。

波も高くなって身の危険を感じたため撤収。

 

普段はこんな感じの最高に気持ち良さそうな温泉なのです...

ãå±ä¹å³¶ å¹³å海中温æ³ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

 

安房の美味しいお店

屋久島で行った飲食店は本当に美味しいところばかりでした。

 

安永丸

まずはこちらの安永丸さん。

tabelog.com

安永丸というのは船の名前だそうで、船長が毎日漁に行って仕入れた魚をこちらのお店でご提供しているのです。

 

屋久島名物といえば首折れトビウオ。

刺身、フライ、焼きなどなどトビウオを堪能できるお店です。

 

お酒の種類も焼酎が豊富でしたので、せっかく鹿児島に来たのだから焼酎を楽しんでみるのも良いものかなと思います。

 

じいじ家

tabelog.com

こちらもお魚がメインのお店なのですが、安永丸さんよりは洋食チックな印象で。

少しイタリアンっぽい料理も楽しめるしっぽりとしたお店です。

 

散歩亭

tabelog.com

こちらはお酒の種類が豊富なダイニングバー。

川沿いにある老舗で、スターウォーズやルパン三世をイメージしたカクテルを楽しむことができます。

 

潮騒

tabelog.com

こちらは宮之浦のお店になりますが、屋久島で一番評価の高いお店になるんじゃないでしょうか?

今回はお昼に行きましたが、とろろそばや海鮮の天ぷらなど、美味しくいただけました。

芸能人の方もたくさん来ているようで、店内はサインでいっぱいです。

 

まとめ

ということで、今回の屋久島旅行で行った所のご紹介となりましたが、いかがでしたでしょうか?

 

10時間登山が過酷だなんて書いたりもしましたが、10時間くらいであれば勢いでなんとかなります笑

 

他では感じられないような大自然のエネルギー、のんびりとした時間を感じられますのでとてもオススメの旅行先だと思います!

 

他の世界自然遺産同様で、いつかは入場禁止になることも考えられますので、ぜひ今のうちに屋久島を体験しちゃいましょう!